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キャッチコピー
走っていれば、前しか見えない。
走っていれば 前しか見えない。前向きに、マイミネラル。カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分を豊富に含むフランス発のナチュラルミネラルウォーターVittel(ヴィッテル)のコピー。
楽しいことは、つくればいいよ。
夏のフレシネ ワイン サントリー お酒 世界150カ国以上に輸出されているスペインのスパークリングワイン(カヴァ) 2012年 ポスター 忽那治郎
夢とか、希望とか、見えないものも乗せている。
希望とか、失意とか、見えないものも乗せている。 町と街の間に JR九州 九州旅客鉄道 1994年 ポスター 仲畑貴志 電車 駅 旅行
ま、いいか。という名の凶器。
清掃事業職員が家庭ゴミでケガをしている・・・。「ま、いいか。」と軽く考えて捨てたガラスの破片や、竹のクシが凶器となっていた・・・。その意外な事実を伝え、思いやりの心と感謝の気持ちがあれば事故は防げますと訴えた。
マナー 公共広告機構 グレイ大広東京 1993年 新聞 雑誌 国分浩 岡部正泰
働くだけが人生か?
暗いうちから起きだして 不平不満を口にせず 夢と希望を大切に 働いて 働いて やっとここまで来たけれど 働くだけが人生か? お疲れさまの日本に 愛情一本、チオビタドリンク 大鵬薬品工業 1991年 テレビCM 仲畑貴志
伸びる前には、縮むもの。
縮んで、伸びる。縮んで、伸びる。伸びる前には、縮むもの。 縮みっぱなしの日本へ、愛情一本、チオビタドリンク 大鵬薬品工業 2003年 テレビCM 仲畑貴志
なんでも揃う、世の中で、命がひとつとは面白い。
なんでも揃う世の中で、命がひとつとは面白い。 ゆずりあい・ありがとう
熊本県警 安心交通くまもと 1989年 ポスター 仲畑貴志
文明はやはりブラックが好きなのだ。
ブラックボックスをひと言で説明すると「中身が見えない」ということだ。その機能を利用することは簡単なのだが、なんでそうなるかがわからない。我々にとっては携帯電話がすでにしてブラックボックスだし、高度な技術者にとっては電卓の技術がむしろブラックボックスになっている。1足す1が2になる理由を考える暇があったら先へ進んだ方がいいからだ。人はブラックボックスを増やすことで進歩する。文明はやはりブラックが好きなのだ。
ブラックボックスについて Simple is BLACK BOSS サントリー 珈琲 缶コーヒー ボス 無糖ブラック 2010年 ラジオCM 中山佐知子
ユーモアの最高峰はブラックユーモアだ。
それは駄洒落よりも複雑で、ギャグを足蹴にするほど教養に富み、風刺より世の中に通じ、ヒューマニズムさえ否定するほど知的だったりする。ブラックユーモアはタブーに挑戦する唯一の武器である。ところでブラックユーモアに否定されたヒューマニズムはどこでどうしているのだろうか。「きれいごと」なんて呼ばれて、自分を見失っていないか心配だ。
ユーモアについて Simple is BLACK BOSS サントリー 珈琲 缶コーヒー ボス 無糖ブラック 2010年 ラジオCM 中山佐知子
まっすぐの人間だから、よくぶつかる。
何事にも素直で、自分に正直なひとはよくぶつかる。それがまっすぐなひと。
SEIBU 西武百貨店 デパート VARIE 1988年 仲畑貴志
愛とか、勇気とか、見えないものも乗せている。
九州旅客鉄道 仲畑貴志 自らを振り返らせながらも結局は前向きにさせる、という点において、このコピーはまさに秀逸なのである。(前田知巳さん)