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目に見えないものは、たくさんある。

企業 まじめ 全般

0にこだわるテクノロジー ふじグループ 2001年 新聞広告 竹田三千代 赤松隆一郎

「昔は良かった」なんて言わない。言わせない。

旅/地域 かっこいい 全般

みんないい表情してるんです。これは、200年ほど前の江戸時代、日本橋通りの町人文化を描いた「煕代勝覧(きだいしょうらん)」という絵巻物です。日本橋を渡る大勢の武士や町人たち。魚河岸に魚を運ぶ舟。日本橋川で遊ぶこどもの姿。いまも存在する店の暖簾や看板も見えます。そこには、活き活きとした人々の暮らしがありました。
残しながら、蘇らせながら、創っていく。 日本橋再生計画 三井不動産 2011年 新聞広告 中村禎

人には、想像力の翼がある。

芸術 かっこいい 全般

江戸時代にどうして描けたのだろう?誰も眼にしたはずのない、この眺め。
鍬形蕙斎の俯瞰図 サントリー美術館 デザイン&アート 芸術 文化財 日本美術 六本木 東京ミッドタウン 2013年 雑誌広告 中村信介

文句があるなら、選挙いこうぜ。

TV/メディア かっこいい 若者

逃げるな!戦え!時代を変えろ! GREEN DAY グリーン・デイ アルバム広告 洋楽 ロック 音楽 政治 ワーナーミュージック・ジャパン 2009年 新聞広告 渡辺潤平

泣いている。笑っている。生きている。

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あなたは、まだ歩いたことがない。夏の砂浜も、落ち葉の道も、雪の絨毯の上も。この手は、なにかを掴んだこともない。朝のミルクのコップも。クレヨンにはない色をした桜も。恋だって、愛だって、夢だって。その小さな足で、そんな小さな手で。あなたはどこまで大きくなっていくのだろう。首が座るようになってソファーにポツンと置かれたあなたを見て、バックミラー越しに見えるあなたを見て、どこからあなたはやってきたの?ふとそう思う。十二月にやってきたあなたは、神様からのクリスマスプレゼント。違うね。もっともっと寒い冬からずっとわたしの中にいた。泣いている。笑っている。眠っている。それしかできな。でもそれでいい。あなたに会えてありがとう。どんな声をして笑うの?どんな言葉をしゃべるの?ママのご飯は食べてくれるの?わたしが、あなたのママだよ。あなたのずっとママだよ。あなたは、まだ話したことがない。でも。二人だけの秘密の会話をしていることをわたしは知っているよ。わたしを見ている。わたしを聞いている。その目と耳に、わたしはまたありがとうを言った。
KATOJI カトージ チャイルドシート ベビーカー ベビーグッズ 赤ちゃん用品 育児 子育て 2016年 雑誌広告 小藥元

東京を、空からおもしろく。

旅/地域 ポップ 全般

新しい一年が始まりました。いきなりですが、サンシャインシティから提案があります。今年は、空を見ませんか?電車に乗っていても、道を歩いていても、下を向いている人が多くなりました。でも、ちょっと視線を上げてみてください。広がる空の中には、新しい発見や、胸躍る体験があるはずです。空と人の関係を、もっとおもしろくしたい。進化させたい。それは、私たちがずっと抱いてきた想いです。2016年の春、サンシャインシティに「スカイサーカス」が誕生します。「見るだけの展望台」から「体感する展望台」へ。見る、触れる、感じる、驚く… 人間が持つ様々な感性を刺激して、心が解放される、まったく新しい空を東京の街につくります。私たちは、これまでの展望台の概念を大きく変えてみたい。視界が変われば、きっと世界も変わるから。
地上に 飽きた 人類へ この空は 声が でちゃう ドキ ドキ 空ドキ SKY CIRCUS スカイサーカス サンシャイン60展望台 サンシャインシティ 池袋 オープン予告 2016年 新年広告 谷口功

自分は探すものではなく、つくるもの。

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男は伸び悩んでいた。最初は順調であった。落語家を志し、二年後には新人演芸の賞を受賞する。しかし、世間の注目に比例して批判も増えていった。師匠の二番煎じ。オリジナリティに乏しい。男は自分の進む方向に迷った。自分を見つめ直す時間が欲しかった。男は旅に出た。自分探しの旅だった。知らない土地で知らない人に出会えば、知らない自分が見つけられると思っていた。それでも答えは出なかった。自問自答の日々が続いた。男は旅から帰り、もう一度、師の門を叩いた。男は非を詫び、そして、尋ねた。本当の自分はどうすれば見つかるのか、と。師は向こうを向いたまま答えた。「自分は探すものではなく、つくるものだ。いま探しても見つからない自分になるんだよ」男は頭を下げ続けた。顔の下の畳が濡れていた。
強く、香る。強く、生きる。 JT 日本たばこ産業 缶コーヒー ルーツアロマシリーズ ROOTS AROMA BLACK 珈琲 飲料 「旅」 2010年 ポスター WEB広告 岩田純平

遅咲きの方が大きな花が咲くものさ。

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「おでんでも食べないか」先生が言った。先生は連載を3本持つ漫画家だ。男はそこのアシスタントとして、8年になるが、誘われるのは初めてのことだった。二人は屋台のおでん屋に入った。誘われた理由は男も気づいていた。男の描いた漫画がまた落選したからだ。そして、そのグランプリを受賞したのが、先日卒業した後輩アシスタントだった。「何本目だ」先生は聞いた。賞に落選し続けたマンガの数のことだ。三十本くらいだと男は答えた。そうか、と言って先生は外を見た。湯気の向こうに粉雪がちらついていた。「雪も最初は溶けるだろう?」道を顎で指し、先生は言った。男はうなづいた。「でも溶け続けていた雪がある時から積もりはじめる。努力っていうのは、そういうもんなんだよ」そして、照れながら先生はつけ加えた。「遅咲きの方が大きな花が咲くものさ」風で流れた粉雪が、男の肩にうっすらと積もりはじめていた。
強く、香る。強く、生きる。 JT 日本たばこ産業 缶コーヒー ルーツアロマシリーズ ROOTS AROMA BLACK 珈琲 飲料 「粉雪」 2010年 WEB広告 岩田純平

先輩に格好つけさせるのも、後輩の仕事だ。

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俺が初めてついた先輩は、仕事ができる人だった。将来も嘱望されていた。そして、やさしかった。仕事で感情的になることは一度もなかった。しかしある日、先輩は取引先に呼び出され、取引停止を言い渡された。俺が不用意に提出してしまった書類が原因だった。この一件で先輩は異動になった。俺は自分のミスを訴え、異動取消を会社に懇願した。そんな行動を知り、先輩は初めて俺を叱った。「お前のミスは、俺のミスだ」黙って頭を下げる俺に、先輩は続けた。「先輩に格好つけさせるのも、後輩の仕事だ」俺は顔をあげた。「それでいい」先輩はもう笑っていた。
強く、香る。強く、生きる。 JT 日本たばこ産業 缶コーヒー ルーツアロマシリーズ ROOTS AROMA BLACK 珈琲 飲料 新社会人 「叱責」 2010年 WEB広告 岩田純平

レディの鼓動を きかせてあげる。

企業 かっこいい 女性

じぶんをドキドキさせたら あの人をワクワクさせよう 世界だってキラキラにして それから、それから レディにしあがれ。
資生堂 MAQuillAGE マキアージュ 化粧品 出演:水原希子 長谷川潤 お正月 元旦 2016年 新年広告 植木彩

近くばかり見て、生きるんじゃない。

その他 印象的 全般

日本を、はみ出せ。 顔だけは、不景気になるな。 いまは、100年に1度の、歯を食いしばる時だ。 セキュリティのないパソコンは、鍵のない金庫だぞ。 日本には、ほっかほっかが足りない。 おフロの広告、ではない。
広告に、事件を。 アスミック・エース エンタテインメント、全日本空輸 ANA、ソフトバンクモバイル、江崎グリコ、トレンドマイクロ、ほっかほっか亭、積水ハイム 読売新聞 2009年 正月新聞広告と箱根駅伝のテレビCM連動企画 岡本欣也

悩みなんて無かったころ 私は、どんな肌をしていたんだろう。

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ORIGINS オリジンズ・ナチュラルリソーセズ 化粧品 美容 コスメ 2000年 雑誌広告 国井美果

「希望」よりも「不安」が、ベストセラーになる時代。

企業 語りかけ 成人

メンバーが少ないと出来ることは多くなる。 財産保全について。
日本ダイナースクラブ ダイナースカード Diners クレジットカード 1982年 新聞広告 宮沢豊希

なーんだ簡単なアイデアだ。 と気づいたら、それは正しい新製品。

商品PR ポップ 全般

そんなの出来るワケがない。 と思ったら、それはすぐれた新製品。 もっと早く生んでほしかった。 と感じたら、それはまじめな新製品。
立った掃除機 スタンド形クリーナー 左右開き冷蔵庫 お湯で洗う洗濯機 温水全自動洗濯機 バイオウォッシュ 家電 電化製品 SHARP シャープ 1990年 新聞広告 仲畑貴志

「すぐ大きくなるね」と喜んで、「もう小さくなった」と困っている。

ファッション 印象的 主婦

その子を見れば、だいたい分かる。ママのファッションセンス。 「タフでなければ、生きて行けない」というセリフは、女性専用にしたい。
岩田屋 Z-SIDE 百貨店 デパート 子供服 子育て 育児 1998年 新聞広告 仲畑貴志

壊れたら治す、それが当たり前の時代になりますように。

旅/地域 まじめ 子供

子どもたちにモノを大切にする心を持ってもらいたい、そんな思いで立ち上げたおもちゃの病院があります。壊れたおもちゃをボランティアで修理する名古屋市の笠寺おもちゃ病院、加藤さん。モノづくり王国を支えた技術者たちの腕が今度はモノを大切にする心を育てています。 モノづくり王国を、モノたいせつ王国にしよう。
ACジャパン AC広告 AC公共広告機構 名古屋 民間広告ネットワーク 2008年 ラジオCM ポスター 戸谷吉希

カラダはリセットできる。ココロはどうだろう。

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思い出を好きになってはいけない。 捨てられない写真は3枚だけだった。 夜明けのメールをやめた。 私の細胞は3ヶ月でリセットできるという。
RESET キユーピーマヨネーズ キューピー 料理 クッキング サラダ 調味料 2003年 雑誌広告 秋山晶

自分を励ませるくらいには自分のこと素敵にしておきたい

ファッション さわやか 女性

さりげない帽子、素足にサンダル、ノースリーブから出た肩、「あの人はなんてキレイなんだろう」と、誰かの輝きに見とれることも多い、自分と比べてなんだか落ち込んでしまったりもする。夏の熱気の中で、どこからか、ふと気持ちの良い風が吹く瞬間。心がふっと軽くなって、心地よい開放感と肯定感に包まれる。
LUMINE ファッションビル 洋服 ショッピング ルミネ モデル:萬波ユカ 2016年 夏 広告ポスター 尾形真理子

一生、輝く。

企業 インパクト 女性

そう、あなたには一生輝き続けてほしいから。新しい光を自分の心に、毎日の暮らしに、そしてこの世界に、灯して育ててほしいから。一瞬で終わる満足ではなく、なんども思い出せる感動を。ただの買い物ではなく、これからの暮らしが変わる体験を。今を消費するのではなく、未来を育てていく行動を。日本を発信するだけでもなく、海外を受信するだけでもなく、交流することで新しく生み出される文化を。日本中、世界中の多様なカルチャーが行き交い、混じり合う新宿という街から。わたしたちは、この場所に集まる全ての人が新しい光を心に宿せる館を目指します。
あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。 NEWoMan(ニュウマン) 新宿駅直結の複合施設 ファッション エキナカ レストラン カフェ ビューティ イベントホール JR新宿駅新南口 複合商業施設 オープン案内 2016年 新聞広告 WEBサイト 細川美和子

人生に無駄な経験は、ない。無駄な作業は、ある。

商品PR おもしろい 社会人

わたしの残業は、ほとんど誰かのミスでできている。 日本の会社に、もっと効率を。
基幹系システム「SMILE」 株式会社OSK ソフト開発 パソコン コンピューター 仕事 2013年 新聞広告 青木孝博

料理には、すべての教科が入っています。

飲食 語りかけ 子供

食材をそろえて、洗って、切って、計って、茹でて。国語、算数、理科、社会から音楽、図工、家庭科まで、料理には生きるために大切なすべてのメニューがはいっています。野菜や魚を目の前にして、お子さんにいろいろな話をしてあげてください。
食を通じて育つのは、カラダだけではありません。味の素kkは、台所でしか学べない授業を、おいしく楽しく応援します。
AJINOMOTO 食品メーカー 2011年 雑誌広告 神山浩之 永友鎬載

一年分の思いをカタチにします。愛情深呼吸。

商品PR やさしい 全般

母の日は西武。 西武百貨店 そごう デパート 贈りもの ギフト プレゼント 1980年 新聞広告 田中麻子

お母さんがいなかったら、わたしもいない。

TV/メディア 語りかけ 若者

わたしからお母さんへ、お母さんからお母さんのお母さんへ、カーネーションリレー。
母の日 中日新聞 東京新聞 1988年 新聞広告 木本きみ子

家族。好みもちがう。生活のリズムもちがう。でも、私たちはひとつです。

企業 印象的 全般

基本。父は忙しい。母も大変。でも家族そろってゴハンを食べる。コレ、家族の基本。 信頼。安心して、心もカラダもゆだねることができる。それが家族。それが家庭。みなさんお元気で。 運動。カラダを使う。カロリーを消費する。ダイエットになる。家もカラダも美しくなる。 労働。本日、父と母は、汗を流して働いております。 地球。環境問題は、頭で考えるだけではダメみたい。楽しみながら地球を考える。これも家庭教育。
岩田屋グループ 百貨店 デパート 1992年 新聞広告 仲畑貴志

その時、揺れない人になる。

企業 インパクト 全般

防災をさらに高める。減災をさらに進める。 自然災害に立ち向かう人になる。 無事こそ、仕事。 救助に向かう人たちの安全は、誰が守るか。 その日を恐れるのではなく、その日に備える。 地震は減らせない。でも被害は減らせます。 毎日を「防災の日」と考える。 あの日を過去形にしない。 次の安全へ。次の安心へ。 ミドリ安全 震災 新聞広告 高橋修身

旬は宇宙の現象のひとつだ。

飲食 不思議 全般

ヒトは自然界の中にいる。そして、自然は宇宙のルールにしたがって動いている。その動きに同調して生きているとからだのバランスをとることができる。気持が不安定になることもない。アーユルヴェーダ=バランスをととのえる、旬の野菜を食べる。春の怠惰をめざめさせる山菜。夏の火をしずめるキュウリ。冬は根菜を食べる。野菜でバランスをとる。野菜はメニューの中心になる。
キユーピーマヨネーズ キューピー 料理 クッキング サラダ 調味料 2010年 雑誌広告 秋山晶

男がいて、女がいて、おまけに春。

商品PR ポップ 全般

フィルムが違うと、お見合いが、まとまるという話。 フィルムが違うから、もっと強気でいなさいよ。 もう失敗したくない。だからフジカラー400を使います。
フジカラーF-II400 FUJIFILM 富士フィルム株式会社 カメラ 写真 出会い 印象 1979年 新聞広告 新井和夫

春よ、恋。

企業 ポップ 全般

みんな、南。 ソナタ、ひけるか。 三菱銀行 都市銀行 金融 貯金 1980年 雑誌広告 宇佐美清

3月11日にだけ振り返るのでなく、毎日ちょっとだけでも想ってほしい。

旅/地域 語りかけ 全般

あの震災から5年。今日は新聞やテレビをはじめ、多くのメディアで被災地の報道がなされるでしょう。振り返ることはもちろん大切です。でもそこで終わってしまっては先には進めません。毎日少しだけでも被災地のことを想い、そしてできれば、復興に手を貸してほしい。この紙面は、岩手・宮城・福島の3県の朝刊だけでなく、東京・大阪をはじめ、全国のさまざまな場所で配布されます。5年という月日を振り返り、そして「いま」を正しく見極めることが、きっと、この国全体の力となると信じて。
福島民報社 河北新報社 岩手日報社 2016年 3月11日 新聞広告 号外 宮田知明

家族は、思ったよりゆっくりと家族のことを知っていく。

旅/地域 印象的 全般

驚いたことに、父からホワイトデーのお返しが届いた。実家から何かが届く時、宛名の筆跡が母のものであることが常だった私にとって、父のいかつい文字で書かれた私の名前には、ハッとする新鮮味があった。そもそも、チョコレートを贈ったのだから、お返しが届いて驚くことはないのだが、思えば、両親から何か贈られたことはあっても、贈り主が父だけということは今までの人生で一度もないことに気付いた。私はと言えば、子どもの頃、お小遣いをはたいて父にチョコレートを贈ったことがあったが「小遣いをこんなことにつかわんでいい」と言われたことと、そのチョコレートがずっと戸棚の隅に置かれていたことで、父はきっと甘いものが好きではないのだなと子ども心に傷ついて、それ以来、わが家のバレンタインは自然消滅した。父が本当は、甘いものに目がないことを知ったのは、大学に通うために家を出た後のことだった。帰省の土産にと買ったお菓子が、ありえない早さでなくなっていたのを、父の仕業だと可笑しそうに密告してきた母が、ついでのように「なのに、いつかあんたがあげたチョコレートだけは、ずっとずっと大事にとってたねえ」と教えてくれた。家族は、思ったよりゆっくりと家族のことを知っていく。あの時、私は叱られたわけではなかった。父も、あの言葉を後悔していたのかもしれない。だから、きっと20年近くたって、ひょっこり贈られたチョコレートのお返しを柄にもなく届けてくれたのだろう。包を開けると「鶴の子」だった。親鳥をかたどった箱を開けると、涙が出そうな匂いがした。35年前、石村萬盛堂で生まれたホワイトデーが、今年も心と心をやわらかく包み込みますように。
父と、3月14日。 石村萬盛堂 福岡 ホワイトデー発祥の老舗和菓子店 銘菓「鶴乃子」マシュマロ お菓子 2013年 新聞広告 永野弥生

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