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時に、チカラを。
ひとりがすると1時間かかることを、ふたりでやれば30分で終わる。ひとりがすると1ヶ月かかることを、30人でやれば1日で終わる。人類が何千年かけてもまだできないことみんなでやれば1日で終わるかもしれない。もう、平和なんて、1日あればできるはず。
『にんげんの時間』 宝石 時計 長野時計店 2006年 松田正志
遠回りをしなければ見えないものばかり。
人間のいない場所が美しいのはなぜだ。 | 永遠に、地平線を超えることができないなんて。 | なぜ生まれたのか。なぜ出会ったのか。なぜだ。 | 父みたいだ。兄みたいだ。犬みたいだ。 | 怖くなったら、視野を広げろ。 | クルマの本当の音、聞かせてやろうか。 | 雪と同じだ、そう気がついたらこの砂は優しくなった。 | 妥協なんかいつでもできる。
道が人を鍛える。人がクルマをつくる。 TOYOTA 「NEXT ONE // AUSTRALIA 2014」グラフィックギャラリー トヨタ自動車 WEBサイト 2015年 高崎卓馬
近道ばかりしていると、顔にでる。
考えた時間が、愛になる。 | 家に帰りたかったら、ランクルにしておけ。男は言った。 | 男はどうして遠くばかりを見るのだろう。 | 荒野になるほど、ルールが必要になる。人間は小さい。 | ハンドルが揺れる。誰かを傷つけた言葉を思いだした。 | まっすぐ走れたら一人前さ、地球が笑う。 | 何かを追う生き方か。何かに追われる生き方か。
道が人を鍛える。人がクルマをつくる。 TOYOTA 「NEXT ONE // AUSTRALIA 2014」グラフィックギャラリー トヨタ自動車 WEBサイト 2015年 高崎卓馬
お茶のある空間
冬の朝 新聞配達の音 湯気の満ちる台所 あなたの冷たい手 一日のはじまり
太陽のひかり 透けるグラス 寝転がった畳のにおい 母親の呼ぶ声 かわらない味
心地よいはなし声 立ちのぼる香り 家族の笑顔 ずっとずっと かわらない場所
創業寛政二年 福寿園 京都山城 日本茶 文化 伝統 2006年 ポスター 橋本彩
日本に生まれてよかった。
妻と出会った日を思い出した。久しぶりに、海を見た。夕立を眺めていた。静かな朝、窓からは雪が見えた。届いた手紙は、母からだった。蒼い月が見えた。駅まで子供と一緒に歩いた。会社帰り、名前の知らない花を買った。偶然、幼なじみと再会した。海辺には浜茄子が咲いていた。朝、犬と歩いた。無口な親父が飲んでいた。ふる里を離れた、あの日の匂いがした。最近、旨い日本酒を知った。
梅錦 梅錦山川株式会社 四国 愛媛県 酒造 酒蔵 2012年 奥田高大
燃費を気にしない人生。
先輩というより兄貴のような人だった。人生の幸せの総量は決まっていて、それを小出しにして使うのか、一気に使いきるかどちらかだ、というのが口癖だった。幸福量一定の法則、などと名付けてもいた。人生の中でどこでアクセルを踏み込むのかが重要なんだよと、何度も酒場で聞かされた。燃費を気にしてゆっくり走っていれば、遠くまで行けるだろうが、それだけではスピード感の眩暈を味わうことのない旅で終わる。さて、新しい年を迎えた。今年いくつの絵を描き、何枚の絵と出会えるか。アクセルを踏む一年になるだろうか。
ホルベイン工業 色材の総合メーカー ホルベイン絵具 絵画用品 2008年 芸術新潮 雑誌広告
体温のあるシゴト。
好きなことなら、楽しめる。好きなことなら、打ち込める。好きなことなら、続けられる。好きなことなら、伝えられる。好きなことなら、叶えられる。
自分の好きなシゴトはきっと、自分の思いが詰まっていて、あったかい。デジタルハリウッド大学が目指すのはそんな体温のあるシゴトができる人を育てること。ここで自分の好きなことを見つけよう。そして、それを一生のシゴトにしよう。
デジタルハリウッド大学 映像 CG Web アニメ グラフィック ITプログラミング 仕事 2009年 雑誌広告 原晋
日本の普通の男は考えた。
あくせく働いてきたばかりではないけれど、息を切らせて駆け足で生きてきたつもりもないけれど、少しばかり、自分自身につらくあたってたような気がしています。みんなに、よかれ。そう思ってやってきたはずだったけれど、「みんな」のなかに私が含まれていなかった。ささいなことでいいから、日に一度か二度、私自身を大切にしてやろうと、いまさら考えているのです。休み上手になるつもりです。私も大切にしてやるつもりです。怖い顔をした私に親切にされたって、みんなだって困るでしょうからね。のんびりした旅に出たり、頭のなかをカラッポにしてビールを飲んだり。そんなことを、練習してみます。器用じゃないから、遊び上手にはなれそうもないが、休み上手には是非なりたい。小さいけれど、これは決意です。どこかの旅先で、偶然あなたに会えますように。
私も大切。キリンラガービールを飲む。 キリンビール株式会社 1993年 糸井重里
底なしに貧乏だった新婚時代。苦労も笑えるのは、今がいちばん幸せだから。
女優と肉じゃが。好きなものを分けあえるって、しあわせ。
朝5時50分。夫につくるお弁当。おかずは、彼にはナイショ。
フンドーキン醬油株式会社 大分県の調味料製造メーカー 創業150周年記念「愛する人へ」 ドレッシング 白だし 合わせ味噌 家庭料理 2011年 テレビCM 上野達生
ないものがある。
夢の中にしかないものが、伊勢丹にあります。大人にないものが、子供にあるように。冬にないものが、夏にあるように。日本にないものが、外国にあるように。地上にないものが、夜空にあるように。あなたの頭や胸の内の、夢というイメージというカタチのないものを、あるようにする。急加速でやってくるワクワクする変化をご一緒に見つめませんか。「ないものがある」というコトバの旗が翻る。1989伊勢丹です。
伊勢丹 元旦 お正月 新年新聞広告 1989年 眞木準
大切な人を想う、一日。
雨の日も、風の日も、山にいる父。 年に、一度の、人間ドック。
病気にさせない、も医療。 一般財団法人 日本健康管理協会 医療機関 2014年 テレビCM「山の父篇」
チョコレートは、ふたつに割れない。
どちらかが「大きいほうを取られた」とスネる。ひとりが「本よんで」といえば、ひとりは「おにごっこ!」6歳の姉と4歳の妹との、しあわせな三角関係。「パパはふたつに割れないよ~」ささやかな至福の時は、長くは続かない。やがて不揃いのチョコレートたちは私の膝の上から、それぞれの未来へ巣立っていった。甘く苦い記憶を残して…。時が流れた。バレンタインデー。まもなく定年を迎える私のもとへ、懐かしい恋人たちが訪ねてきた。ひとりは二児の母に。もうひとりはキャリアを選んだ。「お父さん、ちょっと子どもみてて」「それより買い物つきあって」相変わらずのふたり。姉の作ったトリュフはちょっと甘かった。妹のガトーショコラは、ちょっと苦かった。「同じように育てたんだけどな」妻が笑う。いつかのピュアな時間が蘇る。甘いチョコレートと苦いチョコレートが、くちの中で一つにとけた。 チョコレートで、ピュアな気持ちを伝える日。チョコレートは、明治。
人生が、ラブストーリーでありますように。 明治製菓 2010年 新聞広告 バレンタイン お菓子 山田尚武
丁寧に使えば千人力、無理やり使えば悲鳴をあげる。人間と同じだ。
道具が嫌がる大工じゃ、いかん。
大工を選ぶなら、道具を見てほしい。使い込まれた道具の前じゃ、新品なんか半人前だ。大工の手になりきって、機嫌よく働いてくれる道具、惚れ惚れするねぇ。丁寧に使えば千人力、無理やり使えば悲鳴をあげる。人間と同じだ。道具の気持ちがわかる大工が、いい仕事をする。そういう大工は知っている。道具を手入れすることは、腕を研くこと。道具から愛されている大工と職人が建てます。
大工と職人がつくった会社 大職 1999年 岡部正泰
人がつくる、人の場所。
鉄人パパ うちにも1人、います。知らない人は知らないけれど、知ってる人は知っている。パパは、時々、鉄人になるのです。どんな映画にでてくる怪獣よりも、ずっと大きなビルを建てたりしてる。学校の宿題1年分よりもたくさんの問題を、何度も何度もかたづけている。そんなじまんは、家ではしないけれど、たまーに、鉄人の顔をすることがあるので、発見してあげてください。
清水建設 1993年 糸井重里
新幹線にひとりで乗った。自分が変わる、旅だった。
どうしても、やりたいことがあった。なにもかも決めてから、親に打ち明けた。父はカンカンになった。最後は何も言わなかった。母は出掛ける直前まで、細かいことをうるさく言った。旅行とは全然ちがう気分で、新幹線に乗った。大きなビルと電車のレールがたくさん見え出した。その時、今日から本当にひとりでやっていくんだな、と思った。
JR東海 東海旅客鉄道 新生活 一人暮らし 1989年 生出マサミ
あらゆるものが、主語になれる。すべてのきもちは、ことばにできる。
一倉宏が贈る、こころの薬箱、やわらかな詩集。 ことばになりたい 2008年発売 言葉 コトバ 広告コピー
母にも父にも似ていない部分。
目鼻立ちはお母さんに似ているけれど、口元は父親譲りでしょ。お前はときどきそう言う。それが満足なのか不満なのかは知らないが、微笑を浮かべながら、私の絵のモデルをもう何年も引き受けてくれてきた。では、お前の心は誰に似ているのだ。絵具を溶きながらふと思う。私にも見えない、娘の心の奥底にはどんな感情が渦巻いているのだろう。母にも父にも受け止められないその情念を、いつか他の誰かにまっしぐらにぶつける日がやってくるのだろうか。こうしている間にもお前はどんどん変化していきそうで、私は懸命に、絵筆で時間を止めようとするのだ。
ホルベイン工業 色材の総合メーカー ホルベイン絵具 絵画用品 2006年 芸術新潮 雑誌広告
外国で賛美歌を聴いた。コーランも聴いた。どちらも平和なメロディなのにね。
渋谷敦志写真展 フォトジャーナリスト 写真家 アジアプレス・インターナショナル 報道通信社 ジャーナリスト集団 2012年 ポスター 佐藤司郎
空には星もあるのだから。
二十歳、新成人おめでとう。二十歳とは何だろう。二十歳は青空に似ている。青く澄んでどこまでも飛翔できる可能性を持った空だ。誰にも空はあるが、二十歳の空は君だけのものだ。空のキャンバスにどんな絵を描くかは君しだいだ。空を見上げてみたまえ。同じ空の下で、今日も戦場で若者が死に、テロは続いている。いじめで後輩が生命を絶っている。すぐそばで悲惨な事件が繰り返される。金で何でも手に入ると信じている輩がいる。おかしいと思わないか。哀しみと歩くために私たちは生まれてきたのではないはずだ。どうして人をいじめたり、平気で苦しめたりする者がいるのか。それはボクたちの身体の中に何ものにもかえられない素晴らしいものがあるのを忘れているからだ。子どもの時に読んだ本、聞いた詩、口ずさんだ音楽でやさしい気持ちになり、生きていることが素晴らしいと信じられた時間が詰まっているんだ。その気持ちを捨ててはいけない。人間が生きる姿勢はそこから生まれるんだから。二十歳の空はどこにでも飛んでいける。信じるものに向かって飛びだそう。空は快晴だけじゃない。こころまで濡らす雨の日も、うつむき歩く風の日も、雪の日だってある。実はそのつらく苦しい日々が君を強くするんだ。苦境から逃げるな。自分と向き合え。強い精神を培え。そこに人間の真価はある。今日から酒が飲める年齢だ。苦い酒を覚えろ。酒のマナーは品性だ。でも一人じゃないぞ。空には星もあるのだから。
二十歳の青空。 伊集院静 サントリー ウイスキー 成人式 成人の日 お酒 新成人新聞広告2007年
人生は、忘れられない いくつもの暮らしでできている。
今まで住んできた場所を一つひとつ思い起こすと、胸が熱くなる。建物や街と一緒に、その頃の暮らしや思いがよみがえってくるから。そこで追いかけた夢。そこで育てた愛。そこで見つけた希望。そこで生まれた未来。住まいを選ぶたびに、人は、人生をつくっていく。私たちSUUMOは、そんな一人ひとりの人生に寄り添って、暮らしづくりを全力で応援しつづけます。これからも、ずっと、ずっと。
RECRUIT 株式会社リクルート スーモ 足跡 住まい探し 一人暮らし 不動産 住宅WEBサイト 出演:岡田義徳 中村映里子 2015年 テレビCM
子供の夢は、大人が教えられるものだろうか。
外国の人に、英語で自分の想いを伝える。必死に相手を理解しようとする。その経験は、なにも英語を早く身につけるだけではありません。刺激された視野や興味が、子供を遠くへ連れていってくれるかもしれません。
会話は、旅 正解はひとつでない英会話を。
Gaba kidsマンツーマン英会話 英会話教室 子ども英会話スクール キッズ ガバ 勉強 2015年 小藥元
メタボリックシンドローム ある国にとっては、夢のようなお話です。
写真のチカラで視点は変わる。フォトジャーナル渋谷敦志。その人は全身を賭けて世界を映し出す。
渋谷敦志写真展 フォトジャーナリスト 写真家 2010年 ポスター 佐藤司郎
あの日から遠ざかるほど、あなたに逢いたくなる。
いくつもの色が重なり合い、やがてモノクロームになった日々。甘く、ほろ苦い…。すべてが刻まれた場所を教えてほしい。
麦焼酎 二階堂酒造 大分むぎ焼酎二階堂 お酒 2014年 テレビCM 夢で逢いましょう
紙とペンを前にすると、人は、少し素直になれる。
ピピッ。ケータイに、メールが届く。ペコリと頭を下げたような絵文字と「ごめん」の文字。ごめん、ちょっと遅れる。ごめん、借りてた本、忘れちゃった。素直に言えるかわいい「ごめん」。でも、毎日生きていると、「ごめん」は、それだけじゃない。小さな誤解から、気持ちがすれ違ってしまうこと。トゲのある言葉で、誰かを傷つけてしまうこと。メールで伝えただけでは、きっと足りない「ごめん」。そんなときは、白い紙とペンを、どうぞ。上手な言葉なんかいらない。便箋の真ん中に一言「ごめん」だけでも、いい。それは、きっと伝わるから。絵文字がなくても、手書きの文字は、きっと伝わるから。
書く、を支える。PILOT(パイロット) 2010年 企業広告 文房具 後藤彰久