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絵なんてわかってたまるか
アートがわからない。絵がわからない。そんな言葉をよく耳にするけど、画家だろうと絵なんてわからない。アートや絵が何なのかなんて誰にもわからない。わからなくて、当たり前。わからないから、描いてる。今も昔もこれからも、一生。わかってしまったその日にはきっと描く理由を失うだろう。わからないから、楽しいんだ。
IDA Studio 井田幸昌展 Panta Rhei パンタ・レイ 世界が存在する限り 美術館個展告知広告 2022年 石山寛樹
ことばは、自由だ。
ことばは、人々の自由な心から生まれる。多くの人々に使われ、磨かれ、定まり、また変わっていく。ことばの豊かさは、人間の豊かさそのものだ。ひとつことばを知るたびに、私たちは新たな自分と出会える。世界を知り、生きる勇気と誇りを手にすることができる。さあ、もっとしなやかにことばと向き合い、もっと自分らしい表現を生み出そう。ことばは、自由なのだから。
広辞苑大学 岩波書店 言葉 辞書『広辞苑第七版』発売日から3日間開催 発見の場 表現の場 2018年 WEBサイト 多田秀彰 松本朋子 岩田泰河
世界がつまんないのは君のせいだよ。
松藤美里。点子。池野詩織。女性クリエイターが渋谷パルコに集結した「シブカル祭。」で、パルコ壁面の一角をジャックした3人。いっしょに作った方が楽しいから。そう笑いながら、渋谷の真ん中でやりたいことを炸裂させた。軽やかに枠からはみ出していくその姿は、既成概念に縛られる者たちを嫉妬させ、奮起させていく。パルコはこれからも応援する。この国を元気にしていく若い力を。次は、君がそのマグマを解き放つ番だ。眼前に広がる世界。その景色を変えられるのは、他の誰でもない、君自身なのだから。
シブカル祭。2013 フレフレ!全力女子! PARCO 商業施設 お祭り 2013年 LOVE HUMAN. キャンペーンポスター 村橋満 小西利行
向いてないと思う。向いてると思う。その繰り返し。
上司も、私の頭の中まで管理できない。 漱石さん、いま生きてたら作家になってました? 書き続ける才能を応援したい。
青春文学小説 第14回坊っちゃん文学賞 愛媛県 松山市 募集コピー 2015年 板東英樹
人間は醜い。されど人生は美しい。
人間は醜い。しかし、人生は美しい。 人は誰でも、自分自身に耐えなければならない。 多くの場合、人生は、哀しいものだ。だから人生を、愛すべき愉しいものとして表現しなければならない。そのためにこそ、青やばら色の色鉛筆があるのだ。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックのことば 名言 1864-1901 フランス画家 版画家
人には、想像力の翼がある。
江戸時代にどうして描けたのだろう?誰も眼にしたはずのない、この眺め。
鍬形蕙斎の俯瞰図 サントリー美術館 デザイン&アート 芸術 文化財 日本美術 六本木 東京ミッドタウン 2013年 雑誌広告 中村信介
脱走する、発想。
閃きたちは、脱走したがっている。アタマという堅い牢獄から。彼らに手を貸せ。手を動かせ。鉛筆で鉄柵をこじ開けろ。紙を積み重ね、外界へ導け。やがて閃きはたどり着く。スクリーン。そこは、脱走を果たしたアイデアたちの、約束の地。
Tokyo Anima! トーキョーアニマ! 国立新美術館 現代アニメーションの最新ショーケース 六本木アートナイト 2013年 WEB動画 細田高広
練習では私が泣いて、発表会ではママが泣く。
ピアノじゃ食べていけないけど、ピアノがあれば生きていける。 あんなに嫌いだったピアノを今は嫌なことがあると弾いている。 弾いてよ!弾いてよ!って言ってほしくて友達を家に呼ぶ。
塾のない日は、教室へ。 あんどうピアノ教室 音楽 個人レッスン お稽古 習い事 2011年 ポスター 岩田秀紀
本当の美は、生まれるもので、つくり出すものではない。
本当の美は生まれるもので、作り出すものではない。手で考え、作ることによってデザインが生まれる。そのことを忘れてはならない。 Beauty born, not made
日本のインダストリアルデザイナー 普段の生活にある美の発見 芸術作品 アート 柳宗理のことば
中身が大事。表現も大事。
話がうまい政治家もコワイが、話がへたな政治家はもっとコワイ。
東京デザイン専門学校 マンガ アニメ インテリア アクセサリー 学ぶ 総合デザイン専門学校 2009年 ポスター 荻友幸
ジャーナリストが撃たれた晩、インターネットで自業自得、英雄気取りと誰かが書いた。名乗らずに。
渋谷敦志写真展 フォトジャーナリスト 写真家 2013年 ポスター 佐藤司郎
人が生きるために必要なもの、それは、酸素と水と栄養と、自分ではない大切な誰か。
理性とか、通念とか、常識とか。そんな鎧のようなものを着て、歩き疲れていないか。重い鎧が肩にのしかかって、毎日ため息ばかりついてはいないか。人が生きるために必要なもの、それは、酸素と水と栄養と、自分ではない大切な誰か。そして美しいものを美しいと感じる心。それで充分なのではないのか。鎧を脱ごう。身体と心を軽くしよう。こびりついた理性の錆を洗い落とそう。気持ちの命ずるままに、幼児のように素直に、まっすぐに生きよう。本能というものの大切さを取り戻すために、ときには絵画に没頭してみよう。自分を解放するという密やかな戦いは、思いのほか、身近にあるものなのだ。
DNAの言うことを聞く。 ホルベイン工業 色材の総合メーカー ホルベイン絵具 絵画用品 2008年 芸術新潮 雑誌広告
ちかごろは、実力のない人ほど よく目立つ。
この先、ボクは 何回 就職するんだろ こんな時代に、学ぶことは多い。 芦屋芸術情報学校 芦屋芸術情報専門学校 1999年 ポスター 荻友幸
世界中の無数のあたしと世界中の無数のあなたはどこにもいない
あなたの前であたしははにかむ よく似た生きもの同士あたしとあなた 飲んだり食べたり聞いたり嗅いだり愛したり 他の人の前なら平気神の前でもたぶん平気 でもあなたの前であたしははにかむ
谷川俊太郎 「あたしとあなた」 2015年 特別の紙をつくって製本された詩集 書籍 言葉 詩人 ナナロク社
最近、悪あがきしていますか。
イラストレーション(玄光社発行) コンペ「ザ・チョイス」の年度賞の展覧会 ザ・チョイス大賞展 リクルートG8ギャラリー 1998年 ポスター 根岸礼子
痛いうちは描ける。
このごろ、自分の周りには何も事件がない。もしあなたがそう思っていたら、要注意かもしれない。事件が起こらないのではなく、事件を感じられないのかもしれないからだ。たやすく怒ったりしない。むやみに叫んだりしない。それを大人になったということもできる。しかし以前より感じなくなってしまったのだとしたら怖い。感じうるちに絵を描こう。今すぐ感じたままを絵にしてみよう。今ならきっと、描ける。
ホルベイン絵具 ホルベイン工業 色材の総合メーカー 絵画用品 2000年 福井卓
経験はヒキョウ者の結論。
経験はするものでかえりみるものではない。何事も「経験から言って」と経験を結論の決め手にしないほうがよい。
サイテック音楽院 1988年 藤原大作
同性を好きになる人は、じつは左利きの人と同じくらいいる。
「彼女いる?」ではなく「恋人いる?」と聞かれると嬉しい。 遠距離に負けないカップルが純愛なら、差別に負けないカップルも純愛だと思う。 好きな人と、手を繋ぎたいと思う。この気持ちは変ですか? 両思いになってからが、難しい恋愛がある。 たったひとりを好きになっただけで、たくさんの人から嫌われた。
GREENFUNDING グリーンファンディング 同性愛をテーマ 「好き」に変はない展 写真家 青山裕企 日本セクシャルマイノリティ協会 2014年 ポスター 銭谷侑
死は、生を、語りんしゃる。はるかなかけらは、私の中にも、おりんしゃる。
忘れないでください 昨日が今日になっても 昨日がなくなるわけではないということを 世界が僕の明日を奪っても 君といた昨日までを奪うわけではないということを 未来がなくなっても 僕たちが出会えたことがなくなるわけではないということを
高崎卓馬 世界の片隅でささやかれた4つの物語 言葉で伝える小説「はるかかけら」 2012年 本の帯 ことば 紹介コピー 原田郁子
燃費を気にしない人生。
先輩というより兄貴のような人だった。人生の幸せの総量は決まっていて、それを小出しにして使うのか、一気に使いきるかどちらかだ、というのが口癖だった。幸福量一定の法則、などと名付けてもいた。人生の中でどこでアクセルを踏み込むのかが重要なんだよと、何度も酒場で聞かされた。燃費を気にしてゆっくり走っていれば、遠くまで行けるだろうが、それだけではスピード感の眩暈を味わうことのない旅で終わる。さて、新しい年を迎えた。今年いくつの絵を描き、何枚の絵と出会えるか。アクセルを踏む一年になるだろうか。
ホルベイン工業 色材の総合メーカー ホルベイン絵具 絵画用品 2008年 芸術新潮 雑誌広告
ぼくらはみんな死んでいる。
ビッグバンやらグローバルスタンダードとやらに追いかけられておろおろしたおじさんと、女の子のことしか考えない、ふわふわした若者ばかりなのだそうだこの国は。意志がない、対応だけ。そんな奴ばっかり。であるから137メートル飛んだり映画を作って外国で賞をさらってしまう男はよけい感動的なのだ。自分の住む町にエモーショナルな男はいるか。そいつは選手か、職人か、芸術家か。白い面に絵を描くのはことのほか意志というエネルギーがいる。現世を諦めた人には絵は描けない。 ホルベイン絵具
ホルベイン工業 色材の総合メーカー 絵画用品 1999年 岩橋孝治
人生後半、長いなあ。
甲子園に出場した高校球児は、残りの人生は死ぬほど退屈でないのか。十三歳で金メダルを取ってしまった体操の女王は、その輝かしい思い出に浸りながら老婆となってしまうのだろうか。それは程度の差こそあれ、我々にだって該当することにすぐに気付く。高校を出たばかりの女の子が、私らはもうオバンだから、とうつろな顔をするように、我々も長い右肩下がりの人生を歩むのだ。今は下手だが訓練次第でうまくなる、小さくていいからこの先に何かピークがある。そういうモノを持っていることが大事だとホルベインは思います。絵をかきませんか。 ホルベイン絵具
ホルベイン工業 色材の総合メーカー 絵画用品 1999年 岩橋孝治
生きるって、何だろう。
平家物語を引き合いに出すこともなかろうが、生きるということは、死ぬということではないか。あるいは死につつあることと言ってもいいのかもしれない。満開の桜がそうであるように、漆黒の天にかかる満月がそうであるように、全霊で生きるものは己を散らせることへ突き進んでいくのみ。であるならば、この微塵の一生、いつかどこかで花を開き、円く満ちるときを留めることこそ全てだと言えはしないか。天と地との狭間に抗うだけの毎日に、風穴を開けられるのは自分しかいない。「細い線が描けなくなったら筆を置く」という巨人の言葉を噛みしめる午後。
ホルベイン工業 色材の総合メーカー ホルベイン絵具 絵画用品 2006年 芸術新潮 雑誌広告