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キャッチコピー
田舎の人は木に詳しいから伐り倒す。都会の人は木を知らないけど守りたがる。
職業に貴賤はないけれど生き方には貴賎がありますね。 石橋を叩いて渡るということがあります。叩かないで渡らないというのもあります。それは人間、いろんな生き方があります。でも、近頃は叩きながら渡っているやつが多すぎます。
『職人』岩波新書 永六輔 元放送作家 タレント 作詞家 エッセイスト
自分の誕生日はお母さんに尽くしなさい。
お母さんが亡くなっていたらお墓参りに行きなさい。つまり自分の誕生日に一番大変だったのはあなたじゃない。お母さんだったんだ。だからお母さんに感謝しなさい。
映画評論家 淀川長冶
いま見ている景色は、ぜんぶ、後で思い出すものなんだよ
憶えていようと思ったわけでもないのに、忘れないことは、いっぱいある。なんでも、こんなに憶えているものなんだと知っていたら、もっと丁寧に生きてこられたのかもしれない。知らなかったのだ。思いでなんてものは、びゅんんびゅんんと、一瞬の景色として後ろへ後ろへと飛んでいって、二度と出会うことのない幻だと思っていたのだ。子どもが、小学生くらいのときに、こんな話をしてやれればよかったぁ、と思った。いま見ている景色は、ぜんぶ、後で思い出すものなんだよ、と。
ほぼ日刊イトイ新聞 コピーライター 糸井重里 『ボールのようなことば。』
努力したら、できるように産んである!
高校入試を目前にしたある日。伸び悩む成績表を前に「なんでもっと頭良く産んでくれなかったのか・・・」とぐちをこぼした私に、母がキッパリと言い切った言葉です。
高橋書店の企画 2008年 第12回手帳大賞 身近な人の名言・格言部門 大賞受賞作品 お母さんの言葉 上利史代
「努力」はたし算。「協力」はかけ算。
努力はどんどん増えていって+(プラス)になる。けれども協力は、一人でも協力しない人がいると0(ゼロ)になる
高橋書店の企画 2008年 第12回手帳大賞 身近な人の名言・格言部門 黛まどか賞作品 中学生が部活の先生から言われた言葉 東海林佳奈
自分を探す暇があったら自分を磨く。
「近ごろ何となく自分探しの旅に出る人が多いけど、自分は探すまでもなく、ここにいるんじゃないかな。どこに言っても結局自分が移動しているだけだから、何も変わらないんじゃないかな。だったらその時間を使って、自分を磨く努力をしたほうがいいんじゃないかな」そんなことを思いました。
高橋書店の企画 2010年 第15回手帳大賞 身近な人の名言・格言部門 泉麻人賞作品 斎藤千恵子
「親になる」じゃなく、「親になっていく」のだと思う。
親になって思う。この世界が、ずっとキレイでありますように。 キミがいる。そのことが、ただ幸せです。
小学館 フォトBOOK glico グリコ乳業 幼児のみもの 飲み物 広告 写真集 小さなキミ 石田文子 子育て 育児 子供 こども 幸せ
楽しそうなキミを見てるのが、何よりも、いちばん楽しい。
きれいなものをたくさん見せたい。すべてが初めての、今だから。 ズボンも、靴も、すぐ小さくなる。困るけど、けっこう嬉しい。 いちばん大変、いちばんやっかい、いちばん心配、いちばん大切。
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聞くことは敬いだ。
聞かれるだけで、相手は心開いていく。 聞いているものがいるだけで、相手はうれしいものだ。
「言う」人は、聞かれたいから言ってるんだからね。よく「聞く」人と、いいかげんに「聞く」人の差は、あきれるほど、どんどんひらいていくものなんだ。
ほぼ日刊イトイ新聞 「聞くは最高の仕事」コピーライター 糸井重里 『ボールのようなことば。』
毎日をたのしくするのは、自分です。
若いうちは、できないことが多いからこそ、できるようになるよろこびが、いっぱいあるんですね。なにもしなければ、なにもできません。
ほぼ日刊イトイ新聞 コピーライター 糸井重里 『ボールのようなことば。』
気分が変われば発想も変わる。
普段と違うコトをしたり、知らない場所に行ったり、人とじっくり話し合ったり。気分を変える方法はいくらでもあるけど、旅で出会うモノもそうだったりする。
名古屋の写真&広告企画制作事務所 NoThrow ノースロー 50ミリブログ記事 旅のインスパイア。 佐治秀保
いっしょに悲しんでくれる友人よりも、いっしょによろこんでくれる他人のほうがありがたい
「いっしょに悲しんでくれる」というような友人って、いないような気がするんですよね。「悲しくないような顔をしててくれる」ほうが、ずっと多いような気がするし、それがありがたい。
いい友人というのは、あなたとの関係でできているものなのだ。あなたの親切が、友人の親切を呼び起こしたり、あなたの知恵が、友人に記憶されたりね。
ほぼ日刊イトイ新聞 コピーライター 糸井重里 『ボールのようなことば。』
くだらない仕事をするほど、人生は長くない。
仕事は楽しいことばかりじゃないが、つまらない仕事を続けるほど人生は長くはない。
ドイツの人材派遣会社 ポスターのコピー「Life is too short for the wrong job」 仕事情報 転職
帰る時に、泣かれると辛い。我慢されると、もっと辛い。
病院で倒れたひとがいた。入院中の子に付き添う親だった。 交通費に、宿泊費。息子の病気を心配しながら、お金のことも心配している。 私には、週に1回4時間かかって会いにいく小学生の息子がいる。
公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス 2013年 募金告知ポスター 病気の子ども 家族 ボランティア チャリティ 寄付 正樂地咲
その人がいないところで、その人のことを誉めるひと、貶すひと。そういうことが、そういうひと。
人間関係 人付き合い 人間の本質 陰口をたたく人 おべっかを使う人 他人を認めない人 困惑させる人
この国の原動力は、勇気です。
戦争反対、競争賛成。 日本を出て、世界を知ろう。
海外インターンシッププログラム GLAC (Global Activity of Japanese) 経済産業省 リクルートコミュニケーションズ 2013年 交通広告 富田安則
アイデアの源は自分の中にある
世の中にある新聞広告に目を通し、よくも悪くも目を止めた広告については心に引っかかった理由を検証し、私ならこうする、と自分の発想に役立てていくこと。どんな時に幸せを感じたのか、喜びを感じたのか、過去に味わった経験を思い返し、まずそれを判断の基準に。それはデザイン的なテクニック以上に頼れる感覚。日常のコミュニケーションのあり方を熱心に考えることで見えてくるものがある。
朝日新聞社広告局ウェブサイト 記事 若いクリエーターへ。 2010年度 第59回朝日広告賞 審査委員 サン・アド アートディレクター 葛西薫
ふるさとは人で出来ている。
3月11日の東日本大震災によって、ふるさとを追われた人々は約6万5千人、生まれ育った場所は変わり果て、足を踏み入れることすら許されない。全てを失ったとき、見えたものがあった。慣れ親しんだ場所の思い出、人と人の強い繋がり。帰る場所は心の中にある。ふるさとは人の中にある。もう一度ふるさとを。 ふるさとは再生できる
共立女子大学 短期大学 東京都 2012年 家政学部建築・デザイン学科「毎日広告デザイン賞応募作品展示会」狐塚ゼミナール 大内雅未
10年連続日本一。それでもまだ、他人事だと思っていた。
子どもが親から教わる「自転車の乗り方」は、「自転車のこぎ方」で終わっていることが多い。
飲酒でも、スピード違反でもない。死亡事故で多いのは、ただの、わき見だ。
スマホは運転を片手に、視野を片目以下にする。
黄信号なのに踏んだのはアクセル。加速していなければ、止まれたのに。
右見て、左見て、もう一度右を見て。この渡り方は子ども向けなんかじゃない。
雨の日の横断歩道。ほとんどの人が車よりも、靴を気にして歩いてた。
自分を、そして大切な人を交通事故から守るために。ぜひ一緒に考えてアクションにつなげてください。
AICHI SAFETY ACTION 愛知セーフティアクション 交通事故死者数11年連続ワースト1の愛知で、交通事故を減らす新プロジェクト 新聞広告
日本では、「事故で亡くなる」。海外では、「kill」という。
AICHI SAFETY ACTION 愛知セーフティアクション 交通事故死者数11年連続ワースト1の愛知で、交通事故を減らす新プロジェクト ポスター 2014年 TCC新人賞 新志康介
楽しいからこそ、仕事はできる
ほぼ日刊イトイ新聞は こんなふうに、はたらいています。 「読み物も商品もすべてコンテンツである」コンテンツを組み立てるときには「動機・実行・集合」の「クリエイティブの3つの環」を拠り所にしています。
「ほぼ日」が、働くことを考える。 はたらきたい展。 PARCO パルコ 展示会 ほぼ日刊イトイ新聞 2014年 仕事観 コピーライター 糸井重里
はたらくってのは、はた を らく にすることだよ
昔の人のことば。 誰かの役に立つこと、誰かにとって価値を生み出すこと
「ほぼ日」が、働くことを考える。 はたらきたい展。 PARCO パルコ 展示会 ほぼ日刊イトイ新聞 2014年 仕事 コピーライター 糸井重里
人は変われる。一緒なら。
「おかえり。」の気持ちが犯罪や非行を繰り返さない第一歩になるのです。
社会を明るくする運動 2009年 法務省の青少年更正向け広報ポスター 犯罪や非行の防止 公共広告
私たちが 変えられるのは 今だけ
過去を後悔しても 未来を不安に思っても 私たちが変えられるのは今だけ 私たちが取り扱えるのは 今の生き方だけ
2010年に肺ガンで亡くなった柏木さんの回顧展「グラフィックデザイナー、柏木江里子さんの仕事」本「いちにちいちにち」 2011年 言葉:青木美詠子 絵/写真:柏木江里子
おちこむということは いつか かわれる可能性があるということだ
そのことに もう気がついているのだから 入口には立っているのだから
言葉:青木美詠子 絵:川原真由美 エトコトバ展 本 ひとりがけの椅子 2005年
向きだの不向きだの、考えてる場合じゃない。はじめるこった。
とにかく、はじめることだと思う。とにかくはじめて、失敗したり、認められなかったりして、それでも、どこがいけないか、どこがいいかを探して、次のステップに進む気になれたら、最初よりは、ましになっているわけだしね。向きだの不向きだの、考えてる場合じゃない。はじめるこった。恥をかいたり、無視されたりするためにも、まずは、はじめるこった。
コピーライター 糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞 ダーリンコラム 坊さん。 57番札所24歳住職7転8起の日々。 第111回
できることの少ない日は、少なくなにかする。
何にもしないよりもわずかな前進。大事なこと。 知るもたのし、知らぬもたのし。知るを知らぬも、またたのし。知らぬを知るも、またまたたのし。
ほぼ日刊イトイ新聞 コピーライター 糸井重里 『ボールのようなことば。』
どこにでも咲く花はない。みんなそれぞれ綺麗に咲く場所があるのだ。
広がる世界へ、繋げる女子。
日陰が合う花、強い日差しの下で咲く花。気候も土地も全ての花に合うわけでないように、人もそれぞれが一番輝く場所があるということ。
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは 長持ちしないことだと 気づいているほうがいい 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい 二人のうち どちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には色目を使わず ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そしてなぜ 胸が熱くなるのか 黙っていてもふたりには わかるのであってほしい
祝婚歌 (しゅくこんか) 吉野弘