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元気 キャッチコピー
ウンコもゲンキも出るもんじゃない。出すもんだ。
元気って理屈じゃない。ハチャメチャだったり、アホっぽかったり、意味不明なものだったり…。 2010年度 新聞広告クリエーティブコンテスト デザイン賞 気合い 長尾聡一郎
たいへんよくできなくてもいいんです。元気であれば、いいんです。
「たいへんよくできました」というハンコ。それが象徴するようにたった一つの答えにたどりつくことが正解だと教えられて育ってきました。でも人生において正解を求めても幸せにはなれないんですよね。そもそも正解なんてないんですから。私たち一人ひとりが身近に元気になれる要素をもっているはず。そんな身近にある幸せに気づいて元気になってほしい。
2010年度 新聞広告クリエーティブコンテスト 最優秀賞 元気にさせるハンコ 武重浩介
踏み込め、踏み込め!失敗を恐れるな!
芸能人は昼でも夜でも「お早うございます」と言う。これ頗る評判が悪いのだが、僕は声を掛け合うのは良いことだと思っている。山登りをする人はすれ違うときに「こんにちわ」と声を掛ける。村の小学生も「コンニチワ」と言う。会社でも同じことなんだ。人に会ったら「お早う」「お早うございます」と言おう。野球の名監督だった三原脩は、守備位置についた選手に「声を出せ」と言った。黙っていると孤独になり塁間が遠く感ぜられると説明してくれた。簡単なようで、これ、案外に難しい。照れ臭いお客さん相手の商売の人は「いらっしゃいませ」と声を掛けるときに、最初は抵抗があるという。一歩踏み込めと僕は言う。挨拶に限ったことではない。難局に遭遇したら、あきらめたり退いたりしないで踏み込んでゆく。不平不満を言いながら、すぐに若年寄になってしまう社員がいる。こういう人たちは最後までブツブツ言いながら不愉快な社員生活を送ることになる。踏み込みが足りなかった人たちだ。特に最初に一歩が肝心だ。諸君は新人だ。一年生だ。フレッシュマンはフレッシュマンらしく、と僕なんかは思う。元気溌剌は見ていて気持がいい。踏み込め、踏み込め!失敗を恐れるな!一日を気持よく過ごせば、夕方のハイボールや水割が気持よく飲める。そんな好青年の新入社員(きみ)に乾盃!新社会人おめでとう。
新入社員諸君。一歩踏み込め! 山口瞳 サントリーウイスキーオールド 春 就職 お酒 新聞広告1994年
「ありがとう」いちばん伝えたい人にだけ、伝えていない気がする。
仕事ではことあるごとに言っている。友だちにだってふつうに言える。なのに、どうしてだろう。いちばん近くにいるあの人にだけ、言いそびれている。いつだって、ずっと寄り添ってくれたのに、ずっと言えないままでいる。たった五文字の言葉なのに。 自分に言われたわけじゃないのに、元気がでたり、涙がでたり。
平安閣グループ ありがとうを贈ろう。 メッセージ キャンペーン 2011年 新聞広告 古屋弥生
手紙をもらうと、あったかくなる。ひとりじゃないんだ、って。
家に帰って、郵便受けをのぞく、新聞やダイレクトメールの中に、一通の手紙を見つける。宛名の書かれた、なんだかホッとする気分を、思い出してください。まだ封もあけてないのに、手紙も読んでないのに、それでも、胸の奥からじんわりするあの感じ。それは、手紙につまっている時間のせいだと思うのです。便箋を前に、その人は、あなたのことを思い浮かべてくれたはずです。(元気かな?)(あんなことを言っていたな)(こんど、いつ会えるかな?)ペンを走らせている間、その人の心には、あなたがいた。その時間を感じるから、手紙をもらうと、人はうれしいのだと思うのです。こんどはあなたが、大切な誰かを、思い浮かべてください。便箋を前に、心ゆくまで時間をかけて。ひとりじゃない。大切なあの人に、そう感じてもらうために。人は思い、人は書き、人はつながる。
書く、を支える。PILOT(パイロット) 2008年 企業広告 文房具 後藤彰久
花火には、上を向かせる力がある。
花火が輝くとき、人は、夜空を見上げている。それは、昔も今も変わらない。隅田川花火の始まりは、「両国の川開き」。享保十八年(一七三三年)、八代将軍吉宗が前年の大飢饉と疫病で犠牲となった人々を悼むため、水神祭を行い、その際花火を上げたことが由来とされています。以来、夏の風物詩となった隅田川花火。今年、二七〇年以上の時を超えて、その想いが夜空に広がります。同じ空の下でつながっている日本中のみんなに、元気が届くことを願って。 都市に豊かさと潤いを 三井不動 新聞広告 ポスター